コラム

オンライン型のフリースクールってどんなところ?メリット・デメリットや1日の流れについても紹介

オンライン型のフリースクールってどんなところ?メリット・デメリットや1日の流れについても紹介 フリースクール

子供が不登校になってしまい、フリースクールに通わせようか検討する際に、外出が苦手な子供には心強い味方になってくれる「オンライン」。この記事ではオンライン型のフリースクールの紹介から、そのメリット、デメリット、実際に通った際の一日の流れまで、詳しく解説していきます。

オンライン型のフリースクールとは

コロナ禍で外出が制限され、飛躍的に技術と需要が伸びた「オンライン」という形態。不登校の子供が通う「フリースクール」にもその需要が高まり、近年オンライン授業を取り入れているフリースクールが増えていて、様々な形態が存在しています。いくつか紹介します。

1、オンラインだけで完結タイプ

コロナ禍で生まれた新しいタイプで、教室に実際に行くことはなく、全てがオンラインで運営されるフリースクールです。外出が苦手な子供には向いていると言え、実際に人に会わずに、外に出ることもなく通えるのが特長と言えます。

傾向として費用が安いことが多く、交通費もかからないので、経済的負担は少なくて済むと言えるでしょう。中には無料コースがある場合もありますが、セキュリティ面が心配となってきます。

2、通学、オンライン複合タイプ

コロナ禍以前から存在していたフリースクールが、コロナの影響でオンラインも始めたというタイプで、オンラインとオフラインの選択が可能です。運営側には負担が増えたことにはなりますが、通う方としては選択肢が増えたことになり、魅力的です。オンラインでもオフラインの人間関係をそのまま引き継ぐことができるので、上手く利用出来れば効率よく勉強できると言えます。

ただ、スクールによっては別料金になってしまったり、オンラインに慣れてしまって通うのが面倒になってしまう場合もあります。

このほかにも「個別指導塾」がオンライン授業を始めて、「オンライン型のフリースクール」と名乗っている場合もあります。この場合は不登校の子供に向けた指導方針を取っている訳では無いので、その観点からのサポートは期待出来ませんが、オンライン教材が充実していたり、個別指導のノウハウがしっかりしているなど、単純に勉強だけしっかりしたい人には向いていると言えるでしょう。

オンライン型フリースクールのメリット、デメリット

前項ではオンライン型のフリースクールの様々な形態を見てきました。前述の「個別指導塾」でなければ、フリースクールで提供している授業や環境をオンラインで提供することが多く、子供が元々通っていた学校である「在籍校」と連携して「出席認定」を目指すスクールが多いです。オンラインだからこそ提供できるサービスもあり、外部オンラインサービスと連携するなど、様々な学習環境を提供出来るようになってきました。

では、オンライン型のフリースクールのメリットとデメリットにはどのような物があるのでしょうか。順に見ていきましょう。

1、メリット

○個別で学習サポートやカウンセリングを受ける事が出来る
○自分のペースで自由な環境で勉強することが出来る
○学校生活における通学や人間関係などの負担が無い
○オンラインでの学習なので、在籍校の授業に囚われず様々な分野の学習が出来る
○子供の自主性を尊重して「やりたいこと」を伸ばすので、家族のコミュニケーションも改善する
○在籍校と連携して出席扱いにできる場合もある

このように、在籍校と連携してオンライン授業への出席とレポートの提出で出席扱いの認定を目指せる点や、個別対応である事、オンラインである事から選択出来る学習プログラムの幅も広がってきています。

弊社が運営している「学研のWILL学園」でもオンライン型のフリースクールを運営しております。
在籍校と連携しておりますので、自宅にいながら出席認定を受けることができます。個別での学習サポートはもちろん、学校では学べない「趣味・教養講座」も魅力の一つですので、ご興味ある方は、こちらもご覧ください。

2、デメリット

○利用料金が必要
○フリースクールによっては出席認定が出来ない
○授業時間が短い傾向にある
○対面の人間関係、コミュニケーション能力の育成には繋がらない

オンラインでもフリースクールなので、民間の運営となり、月謝制のスクールであれば、月額2〜8万円程度の料金がかかります。学習するプログラムや科目にもよりますが、進学塾と同程度の費用は必要です。また授業時間も短い傾向にありますが、個別指導なので、もっと勉強したい場合は対応可能であると言えます。

オンライン型フリースクールの一日の流れ

特長やメリット、デメリットはおわかりいただけたと思います。では、実際に通った際はどのように一日を過ごすのか、イメージしやすいようにWILL学園の「メタバースキャンパス」を例に見てみましょう。

WILL学園のメタバースキャンパスは、WILL学園のコンセプトである「自立を無理なく温かく」を保ちながら、メタバース空間を活用した、完全オンラインのフリースクール、サポート校です。

アバターを通してリアルタイムに他の生徒や先生とコミュニケーションを取ることができ、気楽に参加する事ができます。出席認定も自宅にいながら、いつでもログインでき、みんなと繋がれます。

時間割(例)
10:00 ログイン、授業準備
10:30 漢字チャレンジ
11:25 社会、個別英語
12:10 昼休み
13:05 英語、個別社会
14:00 【趣味、教養講座】プログラミングってなに?
14:45 終礼、掃除
15:00 放課後、フリータイム

特長1、参加しやすい授業スタイル

○集団教科学習
学年に関係なく、同じ空間で学ぶ無学年制を採用する事で、集団の中での主体性を学びます。
○個別指導
集団学習が苦手、進度が合わないなどの生徒には、ニーズに合わせた個別指導を実施、オンライン自習スペースも完備しています。
○趣味、教養
人気の「プログラミング」、「語学研究」の他に、「心理学」、「お金の勉強」、「一人暮らしシュミレーションゲーム」などユニークなプログラムを用意しています。

特長2、継続しやすい環境

○アバターを通して気楽に参加できる
アバターを活用することで心理的ハードルを下げ、参加しやすい環境にしています。
○一人一人に合わせた無理のないカリキュラム
まずは無理のない範囲でゆっくり進めることで継続をめざします。
○自宅からでも出席認定可能
自宅から出るのが難しくても、負担が少なく出席認定が可能です。

特長3、楽に繋がれる空間

○自由度の高い通学体験
登校、下校の時間に合わせるのが苦手な生徒は自身のペースで参加の仕方を選べます。
○同じ趣味のクラスメイトと気軽に交流
SNSサークルやe-sportsサークルなど、気軽に交流できる環境を用意、希望者にはオフラインでも参加可能です。
○生徒の負担にならないイベント、行事
オンライン、オフライン共に様々なイベント、行事を用意しています。

まとめ

様々な需要からオンライン型のフリースクールも進化、発展してきています。確かに対面でないと得られない経験はたくさんありますが、子供のペースや状態に合わせて、オンラインを活用することも有効です。是非検討してみてください。

WILL学園では、通学型でもオンライン型でも生徒のペースに合わせて通うことが可能です。併用することも、オンラインから始めて途中で通学に切り替えることも可能です。いつでもお気軽にご相談ください。

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