「フリースクールが小中学生対象なら、高校生になったらどうしたらいいの?」
高校から全日制や定時制の学校に通っても出席日数が足りなくなったら卒業できないかもしれないと不安を抱える人は多くいらっしゃいます。
今回、不登校の高校生のための通信制サポート校をご紹介していきます。
高校生の通うフリースクールがどんなものかを知り、今後の進路に悩める中学3年生の皆さんのお役に立てたら幸いです。
高校生が通えるフリースクールは少ない
結論から申しますと、高校生を受け入れているフリースクールは全国でもごくわずかです。
不登校サポートナビで高校生対象のフリースクールは全国で約20件程度です。
高校生対象のフリースクールが少ない理由は、就学支援金が受けられない経済的なことや高校卒業資格を習得できないことにあります。
大前提として、小中学校は教育を受けさせる義務があります。
そのため、フリースクールでは毎日通わなくてもOKですし、出席日数は中学校長の裁量で取得し、進級・卒業まですることができます。それは小中学生のフリースクールの目的が、不登校児童が学校に登校することだけでなく、児童本人が主体的に進路を考え、社会的に自立することであるからです。
一方、高校はいかがでしょうか?
小中学校と違って教育を受けさせる義務がありません。
しかし、中卒のままだと就職に影響してしまい、やりたい仕事ができない状況になる可能性が高くなります。将来のためにも自分に合った高校に進学する方が多くいます。
ただし、実際には高校生の不登校者数は少なくありません。
文部科学省が提示した2024年度の高校生不登校者数は約6.8万人、前年度より増加傾向にあります。「そんなに多くの人が不登校なのに皆どうしてるの?」と疑問に感じることでしょう。
高校卒業資格を取得する確率を上げるためにオススメな方法は、通信制高校と通信制サポート校の両立です。
不登校の高校生におすすめの通信制サポート校
まず、通信制高校と通信サポート校の関係性についてお話しします。
通信制高校は、毎日登校する必要はなく、自分にあったコースを選択で学びます。卒業の為には必修単位を取得することが必要です。自分で教科書を見て課題をこなし、スクーリングに参加する必要があります。おおむねの学校が単位制で必修単位74単位を取得すると卒業できます。
通信制高校は自分で勉強を進めていかなくてはいけない為、卒業率・就職率は共に低めです。
通信制サポート校は通信制高校の卒業をサポートするための民間施設です。
不登校を経験した生徒が自分で勉強を進めることは難しいのが現状です。そこで、通信制高校に籍を置きながらサポート校に通う高校生もいます。サポート校では、卒業のための支援はもちろん、卒業後の進路も考え、自立して社会に出ることができるような取り組みを積極的におこないます。
並行して通うと聞くとハードルが高いように感じるかもしれませんが、サポート校のほとんどに提携する通信制高校があるため、サポート校の授業やスクーリングを受けるだけで通信制高校の卒業資格が同時にとれる仕組みになっています。
次に不登校の高校生におすすめのサポート校をご紹介します。
高校を卒業するだけじゃなく、大学進学・就職・社会復帰も見据える
WILL学園では、高校卒業までをサポートするだけでなく、社会に出たときに自立できる力を身に着けることができます。
コースは4種類ありますが、どのコースでも3年間通い続けたら高校卒業資格を取得することができます。
【3年間で高校卒業資格を取得】
WILL学園では、高校卒業”資格”を取得することができます。卒業の為のレポート学習、定期的なスクーリングや年に2回の定期試験の他に趣味や専門的知識から大学受験対策まで幅広く学習します。
【進学支援】
難関入学試験対策も行っています。少人数なのでマンツーマンでわからないところも直ぐに質問することができます。行きたい大学に合わせて足りない知識を補いながら勉強することができるので、勉強の効率もぐんと上がります。また、推薦入試対策として面接練習や小論文添削も実施しています。
【就職支援】
会社見学やハローワークとの連携がとれているので、就職支援にも対応しています。
条件を満たす場合、就職支援制度を利用することができます。
【卒業後の自立支援】
ほとんどのサポート校が卒業を目標とする中、WILL学園では卒業後、社会に出た時を見据えて様々な取り組みをしています。社会に出た時に大切な能力を身につけ卒業することができます。
WILL学園の名前は、
W(ISH UPON YOUR DREAM)夢への希望
I(NTERNATIONAL EYES)国際的な視野
L(OVE OF LEARNING) 好学心
L(IFE TO BE TOGETHER)共存の精神
にて成り立っています。
たくさんのことを経験し学んで、楽しい学校生活を送って欲しいと願っています。
そして自分の個性を大切に、自分の夢を叶えてください。
まとめ
いかがでしたか?
高校生が通えるフリースクールは少ないけれど、通信制高校に通いつつ通信サポート校を利用し高校卒業することも検討していただければと思います。
近年、不登校者数は増加傾向にあるので、支援内容が充実しているサポート校も増えてきています。将来を見据えつつ自分に合った進路を見つけましょう。
公式Instagramでも「思春期・反抗期・不登校」に関する”子育てノウハウ”を発信しています!ぜひ遊びに来てくださいね!