「通信制高校を調べるとサポート校もセットで検索されるけど、この2つは何が違うの?」
「通信制高校、または、サポート校だけではいけないの?」
通信制高校に進学を考えているあなたはこのように疑問に感じたことはありませんか?
サポート校にも通うメリットはあるのか、気になりますよね。
今回は通信制高校とサポート校の違いについて解説します。
通信制高校とサポート校の違いとは
通信制高校の特徴として、
・レポート課題や月に数回のスクーリング、テストをこなすと高校卒業資格を取得可能。
・通信制高校の在籍で、3年間で卒業できるのは2~3割。
・スクーリングは、週の登校日数を決めることや年1回数日間の登校に集中させるなど、自分の生活に合わせて選択することが可能。
・公立と私立があり、ご家庭の経済事情にも合わせて選択可能。
・ほとんどの入試は書類審査と面接。
・費用は公立の場合4~6万円、私立の場合25万円~(入学金、授業料、施設/行事費)
サポート校の特徴として、
・高等学校ではないので、サポート校だけでは高校卒業資格は取得不可。
・通信制高校とのダブルスクールが可能。
・サポート校単体でも高卒認定資格の取得は可能。
・職業体験や進学コース、大学・専門学校進学特化、専門学校連携、就職特化、留学斡旋などを選択することが可能なサポート校もあり。
・ほとんどのサポート校では学習、生活、心のケアを支援する。
・費用は年間約30万~100万円(入学金、授業料、施設/行事費)
通信制高校は、不登校で悩む生徒、すでに働いている人や高校を中退した人など様々な事情を持つ方が多く通っています。しかしながら、学習サポートや生活サポート・心のケアまでおこなっている学校は多くはありません。
サポート校では、通信制高校よりも様々なサービスや体験を提供しており、卒業だけではなく、進学や就職を支援します。
通信制高校とサポート校に在籍するとどちらにも通わなければいけなくて大変?と思うかもしれませんが、そうではありません。
サポート校のカリキュラムの中には提携する通信制高校の課題が含まれるため、サポート校に通うことで通信制高校の卒業(つまり高校卒業資格の取得)が可能です。
サポート校に通学し、通信制高校に同時在籍することで、友達作りやイベントを楽しんだり、先生とマンツーマンで勉強を教えてもらうことができたり、より充実した学生生活を送ることができます。
不登校の子供にサポート校がおすすめの理由
続いて不登校の子供にサポート校がお勧めの理由をお話しします。
①通信制高校の課題やテスト対策ができる
通信制高校は単位制なので、単位を取るための課題やテストの学習をサポートします。通信制高校単独の場合、自分で課題提出期日を管理しなくてはならず、単位を落としてしまうことがあります。
サポート校は、少人数クラスや個別指導を設けていることがほとんどなので、自分の学習能力に合わせてしっかりと勉強できます。また、アルバイトや趣味の時間を確保しながら学習コースを選択できます。学習サポートが充実しているからこそ、最短、かつ効率的に卒業を目指すことができるのです。
②通信高校だけでは味わえない学校生活
サポート校は通信制高校よりも費用が割高ですが、その分価値のあるサポートを受けることができます。サポート校によって、スポーツ大会やBBQ大会やクリスマス会等の友達作りもできる楽しいイベントで思い出を作ることができます。パソコン、ネイル、スイーツづくりなどの職業体験もできるところがあるので、職業に触れるきっかけや将来社会に出たときのための勉強ができます。
③卒業だけでなく、卒業後の進学や就職のためのサポート
ほとんどが少人数クラスなので、わからないところも徹底的にサポートします。また、個別授業を設けているサポート校もあるので、集団が苦手な生徒も落ち着いて学習することができます。高校を卒業するための勉強だけでなく、大学進学のための入試対策などをすることができます。
また、就職について、サポート校によって就活支援で会社見学の引率や合同企業説明会の引率をおこなっています。授業の一環として、インターンシップ等の職業体験が充実しているサポート校もあるので、将来なりたい職業とのミスマッチをなくしていくこともできます。
④心身の健康をサポート
個別カウンセリングがあり、学校生活での悩みや将来についてなんでも相談できるサポート校もあります。様々な事情をもつ学生が多いので、心身の健康を重要視しています。
学生だけでなく、保護者も相談に乗ってくれたり、プロの心理カウンセラーが常駐しているサポート校もあるので、サポート校選びのときに注目してみてもいいかもしれません。
お子様に合うサポート校を見つけることが大事
インターネットで検索するとたくさんのサポート校が出てきますが、実際にはどのように選んだらいいのか悩んでしまうかと思います。
お子様に合ったサポートがあるかを見分けることが大切です。そのためには、インターネットの情報だけで判断せず、実際に説明会に参加したり、オープンスクールや体験授業を受けてみましょう。
説明会(相談会)
通信制高校もサポート高校も、合同進学相談会があります。
相談会では、通信制高校とサポート校の基本的な仕組みや、お子様の様子に合わせた高校選びのアドバイスを受けることが可能です。学校ごとに個別相談できるスペースもあるので、わからないことを質問することもできます。オープンスクールや体験授業などの新しい情報を得ることもできます。
下記リンクでは、住んでいる地域別で説明会の開催スケジュールがあるので是非参考にしてみて下さい。
オープンスクール
実際にスクールに出向くことで、より詳しくそのスクールについて知ることができます。入学希望の生徒との関わりを持つことや、先輩の声を聞くことができるチャンスがあるかもしれません。自分に合った校風なのか、通学したらどんな生活が送れるか、具体的に想像してみましょう。
体験授業
体験授業では、そのスクールの授業などを実際に学習することができます。授業の進め方や
人数感など、入学後の認識のすり合わせをすることができます。また、入学希望者を対象に年間イベントに参加できるサポート校もあります。先輩や同じ入学希望者と関わりを持つ場面があることは、学校選びの基準にもなりそうですね。
説明会、オープンスクール、体験授業はいずれにおいても事前予約が必要な場合があります。HP等から情報収集をして参加してみてください。
まとめ
ここまで通信制高校とサポート校の違いや、サポート校のメリット、選び方についてなどご紹介しました。皆様の疑問を少しでも解決できたら幸いです。
サポート校にはたくさんの種類があるので、お子様に合ったスクール選びをしましょう。
WILL学園は通信制高校と連携して高校卒業を目指せるサポート校です。
WILL学園高等部では、定期的にオンラインでの説明会や体験授業を実施しています。
また、キャンパス一覧ページでは全キャンパスの詳細があります。西から東まで幅広いエリアにキャンパスがあるので、お気軽にお問い合わせください。
公式Instagram
「思春期・反抗期・不登校」に関する”子育てノウハウ”を発信しています!ぜひ遊びに来てくださいね!