コラム

WILL学園立川キャンパス長に聞いた「WILL学園ってどんなところ?」

WILL学園立川キャンパス長に聞いた「WILL学園ってどんなところ?」 キャンパスを覗いてみよう

日本全国に多くのキャンパスを構えるWILL学園。本記事では、立川キャンパス長へのインタビューを通して、WILL学園の取り組みや特徴を紹介していきます。

── まずはキャンパス長の自己紹介をお願いします。どんなキャラクターなのかも教えてください。

初めまして。立川キャンパスの鈴木あゆみと申します。皆からは「あゆみ先生」と呼ばれています。

周りからは「明るい」「前向き」「話すと元気が出る」とよく言われます。

モットーは「できてもできなくても、とにかくやってみる」なので、皆と一緒にいろいろ挑戦したいな!と思っています。

── あゆみ先生と一緒なら、楽しい学校生活が送れそうですね!
では次に、なぜこの仕事に就いたのか教えてください。

私はもともとは学校の先生になりたかったのですが、体質の問題で断念し、長いこと塾講師や家庭教師の仕事をしてきました。

ただ、その仕事をしていくうちに「もっと『人の価値観や人生』に深く関わりたい」という気持ちが強くなっていったんです。

そんな時に出会ったのがWILL学園です。WILL学園は私のそんな想いを叶えられる場所だと思っています。

── 人に関わるのが好きなんですね。生徒さんにも親身になって接しているのが目に浮かびます。
次に立川キャンパスの特色について教えてください。

立川キャンパスは、JR立川駅の南口から徒歩5分、多摩モノレール立川南駅からは徒歩3分の位置にあります。モノレールの線路沿いにまっすぐ歩くだけなので、迷う心配もありません。

近隣の昭島市・青梅市・府中市・多摩市・八王子市はもちろん、三鷹市や東大和市、武蔵村山市から来る生徒が多いですし、最近は埼玉県の生徒も増えています。

在校生はだいたい35名前後、中等部生と高等部生がだいたい半々くらいです。

少人数なので「集団が苦手」な生徒も雰囲気に溶け込みやすく、いつのまにかお友達ができていることが多いです。

── 溶け込みやすい環境だと、通うのが楽しみになりますね。
続いて立川キャンパスが提供するコースやプログラムについて教えてください。

立川キャンパスでは、中1・中2・中3生を対象としたフリースクールとしての「中等部課程」と、高1・高2・高3生を対象とした通信制高校サポート校としての「高等部課程」を1フロア内で設置しています。

また、WILL学園高等部を卒業後に「もう一度進路を考え直したい」という生徒向けの進路準備課程もあります。

通い方のスタートは週2回・午後からの登校…など、人それぞれで、無理のない範囲からチャレンジを始めることが出来ます。

「通うのが難しい」という生徒に対しても、先生が週1回訪問をする「在宅コース」があるから安心です。

先生と一緒に、少しずつできることを増やしていきましょう。

── 様々なコースが用意されていて、自分に合ったコースが見つかりそうですね。
生徒さんは普段どんなふうにキャンパスで過ごしているか教えてください。

朝は10:00開校、と少しゆっくりのスタート。
早く来てお友達と話をしたり、早速ゲームを始めたり思い思いに過ごします。

授業は10:30からのスタートです。まずは自分で「やろう」と決めた課題に集中。

そのあとはクラス分けの教科学習で、だいたい1教室が5〜7名程度になるように分かれて学習します。

5名を超えたら先生がもう1人入ってTA(ティーチングアシスタント)型の授業にしていきますので、勉強が苦手な人でも安心です。
また、なかなか集団の中に入れない生徒は、個別ブースで先生と学習したり、教室の外から授業を見学したりすることもできます。

12:00〜13:00はお昼休憩。
お弁当持参の子も、近くのコンビニで買い物をする子も、みんな仲良く「いただきます」をします。会話が弾む時間です。

13:00~は趣味・教養・実用講座が多数。終わったら皆で掃除をして、放課後です。

残って学習したり、集まってゲームしたりなど、過ごし方は様々ですね。
最後は先生たちと次の登校日を約束して下校です。

約束が守れなくても頭ごなしに怒ったりしませんので、みなさんのリズムで少しずつ慣らしていけますよ。

── ゆったりとしていて落ち着いて過ごせそうですね。少人数ですし、あっと言う間に仲良くなれますね。
次に、あゆみ先生は生徒さんや教員とのコミュニケーションはどのように行われていますか?

登校したらまずは先生たちと「おはよう」の挨拶をします。
その声を聞いた生徒が出迎えに来てくれて、また「おはよう」。
そこから生徒たちの会話が始まります。

授業中はもちろん、休み時間は先生が1人は教室にいて、生徒たちの様子を見守り、話しかけるのが苦手な生徒でもお友達と話ができるよう促しています。

皆が帰る時はその時に教室にいる皆がお見送りします。

「次はいつ?」「じゃあまた明日ねー」という会話が飛び交うキャンパスです。

── みんな仲良しなんですね!登校する日が待ち遠しくなりそうです。
続いて、立川キャンパスが地域社会とどのように関わっているか教えてください。

立川キャンパスの高等部では、アルバイトをしたいと考えている生徒、卒業後は就職したいと考える生徒が多く在籍しています。

ただ、「面接」や「ちゃんと働けるか」に不安を抱えていて動けない場合が多いです。

そこで、まずは認定非営利活動法人が主催しているボランティアに参加することを勧めています。

これにはもちろん先生も同伴しますので安心して参加できますし、この活動で自信を持てた子が、アルバイトを始めて、生き生きと毎日を過ごしている様子も日常となっています。

── なるほど。ボランティア参加から始めるのは良い方法ですね!先生が一緒なら心強いですし、自信もつきそうです。
次に立川キャンパスのイベントや行事などについて教えてください。

毎月1回は行事・イベントを予定していて、屋外での行事やキャンパス内でのイベントと内容は様々です。
しかもそのほとんどは、生徒たちが自ら相談し、企画・運営まで行うものです。

たとえば調理実習。何の料理を作るか、などはもちろん、材料の買い出しや実習の場所の予約まで、生徒たちがそれぞれ役割分担して行っていきます。

そういう経験の中で、達成感や協調性、皆を巻き込む力などを楽しみながら育んでいきます。

── 良い思い出にもなりますし学びもある、とても有意義なイベントですね。
次に、生徒さんの進路などについて教えてください。

総合型選抜で四年生大学や専門学校に進学する生徒、アルバイトからそのまま就職をする生徒、就職の前に就労移行支援事業所に通う生徒…と様々です。

もちろん、進学か就職かを決められない…などの不安を抱える生徒もいます。
その時は、WILL学園の「進路準備課程」で1年間進路についてじっくり考えることも提案しています。

大切なのは「自分で考えて、決めて、覚悟を固める」こと。そのための相談の時間は惜しみません。

── 親身になって相談を受けてくれる先生の存在はとても心強いですね。
最後に、今後このようなことをしていきたいなどあれば教えてください。

WILL学園が大切にしていることは「卒業後、自分の足で自分の居場所を作っていくこと」です。
学生のうちは「与えられる」立場、でも卒業をしたら「与える」立場にステージを変化させなければなりません。

いざそのステージに立った時、困っている人に手を差し伸べられるようになってほしいですね。

WILL学園に通う生徒たちは、みんなその力や思いやりを持っています。それを堂々と人前で示すことが、過去の自分を肯定し、本当の「自信」に繋がることと信じています。

立川キャンパスでは卒業後までを見据えてサポートがおこなわれ、本当の意味での自立を目指してチャレンジしていけるんですね!

── あゆみ先生、本日はありがとうございました。

立川キャンパスはWILL学園の中でも小規模で、アットホームな雰囲気を大切にしているキャンパスです。

みんなの得意なこと、苦手なこと、それぞれを尊重しながら、安心してチャレンジができる居場所になるよう、日々の活動をおこなっています。

一人では難しいことも、傍に誰かがいればきっと大丈夫です。
お気軽にご相談・ご見学にお越しください。

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